2000/08/27

リード

リード&フォローなんて最初からできる訳がない。
最初は馴れ合いのダンスをするしかない。
お互いに相手に合わすしかない。
そういうものだと思います。

競技ダンスとかデモダンスとか特定の相手を決めて練習する時はそれなりの練習方法があると思いますが、パーティーやホールで踊る相手が替わる場合は、練習ではなく即実践です。しかも、打ち合わせ無しです。こういう場合はお互いに慎重にやらないとうまくいきません。

以下、男子の考え方を私見で申し上げます。

男子は手を使おうが口を使おうが兎に角リードしなければなりません。が、リードができないときの次善の策は男子が女子に合わせてみてはいかがでしょう。プロ教師会のメダルテストの初心者クラスを見ていますと、歩幅もスウィングも先生は女子生徒のレベルで踊っておられます。2-3ケ月は練習しているはずなのに、先生が女子生徒をリードしきれているようには見えません。あくまでも先生が女子生徒にあわせ、生徒の踊りの邪魔をしないように、そしてところどころ二人の踊りが醜くならないように先生が頑張っている。(と私には見える)

ホールとかパーティーでこれを応用してみよう。(初心者スタンダード)

先ず、男子は心を落ち着け、広い心を持つようにする。決して焦らないように。
決してリードしようとは思わないこと。

スタートではたいていの初心の女子は勝手にスタートしようとするから、そのタイミングを計る。たいてい読み損なって引っ張られるでしょう。あわわと言って付いて行くと今度はとんでもなく小さい歩幅をされて思わず女子の足を踏み潰しそうになってしまうでしょう。その不自然さたるや初めて組んだ相手のときは全く予想がつきません。高級なリード技術を持っている人でもスタートのリードには相当神経を使うらしい。なぜなら高級な技術も初心者には全く通じないからです。もうひたすら男子が女子に合わすしかない・・・引っ張られないように。スタートする前に僅かでも充分にロアするとか、CBMを加えるとか、コツはあるにはあるようなのですが。

中級ぐらいの女子になれば、少しは男子のリードを感じてスタートしてくれる女子もおられますが、最初の一回からスタートを旨くできることは稀である。やはり、男子も女子の動きを感じながらスタートしないといけない。

兎に角女子にあわせまくる。リズムも歩幅も合わせまくる。人とぶつかるから角度だけはさりげなく気をつけるべきでしょうが、兎に角あわせまくる。やがて、女子のタイミングがわかってくるから、今度は男子がタイミング良く女子のタイミングに自分タイミングを織り込んで行く。1曲の終わり頃までにはなんとか少しは自分のタイミングで踊れるようにはなりたいものです。(^^;

でも、何が何でもリードするぞって言う強い意志が必要なのかもしれません。

スタンダードのリードの奥義のひとつを教えて貰いました。男子の右腰を女子にあてがい、右太股を女子の左太股に常にコンタクトさせていくんだとかだそうです。



2009.11.07 追記

「女子に付いて行く」という作戦は今でも私には大事な作戦です。
付いて行かないと転びそうだ
付いて行かないとコンタクトが外れ、その後のリードが難しくなってしまいそうだ付いて行かないと女性に力まれてしまいそうだ

とは言ってもリズム(カウント)だけは外したくないは昔も今も私の最大の拘りです。

以下、工事中





2019.06.06 追記


柳橋慎太郎・久美子組「ダンス3つの“本当のところ”」③リード&フォロー


2000.08.27 初稿


教え魔的社交ダンス理論
Party ○パーティ ×パーテー、パーテイ ?パーティー パーチー
Swing ○スイング ×スウィング、スィング
lower ロア ロワ ロワー ロアー
○ スタンダード = × モダン

リード



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