Cross-Column2

2005/04/02

2005.04.02 2005.06.26 腰部脊柱管狭窄症

2004年の暮れに腰部脊柱管狭窄症になってしまった。私の背骨の下から4番目と5番目の骨が少しずれているとレントゲン写真。その骨のずれのために腰から爪先までの神経が刺激されて、下半身全体に痛みが生じるらしい。そして、これは過激な運動とかが原因なのではなく、生まれつき、こういう素質がある人に脊柱管狭窄症がおきるのでないかという説があるとの説明があった。

兎に角、痛いのなんのって(^^; 水泳なんかで足がツるってことがあるけど、あの激痛が24時間ぶっ通しで私の腰から下全部にあるのだからたまらない。足のどの筋肉でも、1ミリ動かそうとするだけでも、更に痛くなる。だから、ベッドから降りようなんてのは夢のまた夢。
神経根ブロックとかいう痛み止めの処置を受けて、痛みはかなり薄らいだ。それで、やっとベッドから降りることができるようにはなったのだが、痛みで片足ではとても立てない。即ち、歩けないのだ。激痛をおして、無理に歩くのだが歩幅10センチが精一杯なのだ。それも10歩も歩くと超激痛になって、その痛みのあまりというか、痛みを我慢するのに疲れ果ててしまい、思わず、しゃがみこんでしまう。しゃがむと不思議と痛みが薄らぐ。10歩の歩きの間に乱れた呼吸を整えて、また立ち上がるが、立ち上がる時がまた痛い(^^; それでも無理に立ち上がり、また歩くのだが、また10歩も歩くと超激痛に耐えかねてしまい、また。しゃがみこんでしまう。
(息子に腰部脊柱管狭窄症についてインターネットで調べてもらった。この10歩あるいちゃあしゃがみこみをやってたら腰部脊柱管狭窄症の診断はほぼ正しのだそうで、不治の病ではないらしい。この情報でなんと勇気付けられたことか・・・感謝。)

10日間ほど、日に3度の毎食後に、傷み止めの薬と激痛でカチカチに固まった筋肉を和らげる薬を飲んだ。この病院は薬を飲んだかどうかのチェックが厳しい。そうだな、近代医学の治療の最大の武器は薬だもんなあ。いくら診断が正しくても患者が薬を飲まなきゃ意味がない。看護士さんの厳しい薬チェック、これだけが私が受けた唯一の医療行為。優しい看護婦さんに手を取り脚を取り支えられてという甘い医療行為はひとつもない(^^;。私の病気なんか軽い方で面倒見てる暇はないのだ。私よりずっと年上の患者さんもいれば、私よりずっと若い患者もいる。私の年代は見向きもされない・・・自分でがんばるしかないのだ・・・えーえー、そうですよーーー。(病院には非常に良くして貰った・・・ただ、ここは面白おかしく書きたいのでm(_ _)m)

不屈の闘志のお陰で毎日歩行距離は伸びて行き、非常にゆっくりだけど、病院内を歩けるようになった。けど、階段の登り下りはできない。片足体重になるたびに腰が横に砕けてしまうのだ。あーあ、もうダンスはできないのかもしれないと悲嘆に暮れてしまう。更に10日間ほど薬を飲み続け、階段にも挑戦した。階段を1段ずつなら、登れるようになったが、下りは痛いのなんのって・・・おまけに腑抜けたように力が入らない。更に何日間か薬を飲み続け、階段に挑戦し続ける。ダンスは駄目でも日常生活の歩きぐらいはできなくてはと我ながら必死にがんばった。一月ほどがんばった。少しずつ、足に力が入るようになってきた。ちょっと、嬉しくなる。今度は階段の2段ずつ登りや3段ずつ登りに挑戦した。医師の話では痛みを我慢できる範囲内でがんばって筋肉を鍛えれば治るかもと言う言葉を信じて・・・。がんばって下半身に痺れが残るようなら、筋肉の酷使だから、少し休みなさいとも医師に言われたが、痛かろうが痺れようが私はがんばった。3日ほどで3段登りで12階まで休まずに登れるようになったが、下りはやっぱり痛いし怖い。駈け降りれないのだ。何回、階段から転げ落ちそうになったことやら(^^; 階段のてすりが何のためにあるのかやっとわかった。

3ヶ月ほどたって、スムースではないけれどちょっとは階段を駆け下りれるようになってきた。それでも永く立っていると腰が痛いのだけど、脂汗が出るほどの痛みではなくなっていた。人間、げんきんなもので、咽喉元過ぎれば熱さを忘れるで、どうしてもインターネットがしたくなった。何日も経ってとうとう我慢ができなくなった。ちょっと、病院の近所を偵察してきたいからと夕方までの外出許可を貰った。・・・・・
どこまで回復するかわからないけど、もう一度、競技ダンスに出てみたい。がんばろう。



今、腰部脊柱管狭窄症に罹っている皆さん、がんばって下さい。私の場合は、完全回復です。



(北日本新聞)椎間板ヘルニアの原因遺伝子発見 医薬大医師ら(リンク切れ)
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Last updated: 2005.06.26 First updated: 2005.04.02



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