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2000/03/30

カルチャーショック ジルバ編

超初心者の頃、私はジルバを本で研究しました。

「モダンダンス教程」 著者  若林政雄
発行所 (株)講談社
定価  3,780円
(A4判縦綴じ)

56ページ 「プロムナード・ウォークス」

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ラテン、特にジルバの男の足型は簡単である。ほとんどベーシックばかりと言っても良いくらい、しかし、相手がいないと今何をやっているのかわからなくなるという難しさがある。とは言え、女子の足型よりは圧倒的に簡単である。男に生れて良かったと思った。熱心だったなあ、女子の足型まで研究してた。

カウントは SSQQ 又は 123456

4拍子の曲を6拍セットで踊るのに苦労したが、まあ、それなりに踊り慣れていた。

ところがある日ダンスの本を何気なく読みかえしてみたら、

第1カウントでポイント、第2カウントでフラット。
第3カウントでポイント、第4カウントでフラット。
第5カウント、しっかりと床を捉えるがHは床につけない。
第6カウント、フラット。

ガーン、カルチャーショックだった。それまで私はジルバの1歩目・2歩目のSのフットワークは第1カウントでフラットであると思っていた。

本でカルチャーショックを受けたのと時を同じくして、ホールでもカルチャーショックなことを言われてしまった。「第3歩の足を後ろに開き過ぎている、左足のつま先を右足の土踏まずぐらいの所に揃えるぐらいにしなさい。」と。「教科書の図面ではこのくらい大きく開いている」と思ったのだが、上手な人のジルバを見てると確かに言われるとおりだった。そして決定打、「QQと早いところなんだから、そんなに大きく後退してたら曲に乗り遅れるよ、56はしっかり踏みかえることだけが肝要。」

自宅で特訓した。ついた癖はなかなか取れない。どうにか新しいフットワークでベーシックが踏めるようになるのに1ケ月は要しただろうか。

さて、自分のフットワークを改造したら、困ったことが起きてしまった。皆とリズムが合わないのである。第1カウントをポイントだけにするか、第1カウントでフラットになってしまうかの差で、私も踊りにくいし、相手も踊りにくい。フットワークを元に戻そうかと思った。

しかし、私は頑固者、折角覚えたフットワークを変えなかった。踊りにくい点は、手で調整することにした。女子の手を取っている左手の力を完璧に抜いたのである。女子に文句を言われた。「ちっともリードがわからない」と。それでめげる私ではなかった。手でリードできない分、気合でリードすることにした。第5カウント、第6カウントで、男子の正面に向くのは女子の仕事だと思うが、自分で女子の正面に行くように努力した。いわゆる、ボディリードに努めた。そして、アイ(目)リード。できるだけ女子を身体の正面で見ること。何の事は無い、手で女子をリードできない分、自分が女子に合わせると言う悲惨なジルバを私は今踊っている。

自己満足かもしれないけれど、女子はどうだろうと私だけはなんとかスウィングしていると感じている。(^^;・・・で、なければ踊ってなんかいられない。



女子も後退、男子も後退だから、その歩幅が広すぎると、男女の間の間隔が広くなりすぎて、男子が女子を引っ張るか、女子が男子を引っ張るか、お互いに引っ張り合うかになってしまう。この引っ張り合いがジルバの醍醐味と思ってるカップルならそれはそれで良いが、世の中、この引っ張り合いがなんとも辛いと思ってる人もいる。私も辛いと思ってる一人。

ジルバのカウント56の5の第1Qのところの歩幅が広過ぎるとどうなるか?
女子の場合で言うと、歩幅が広い割りには時間が少ない、従って、6の足に戻るのに時間が掛かって男子に引っ張られてしまう。また、6の足に乗り損なった分、第1Sの歩幅が極端に狭まってしまう、この狭まった分を補うために、第2Sの歩幅が極端に広げないと都合が悪くなる。慌てて第2Sの歩幅を広げてしまったので、勢い余って、次の第1Qのところの歩幅が広がり過ぎてしまう。男子に引っ張られ放しの辛いジルバになってしまう。

こういう女子に当たってしまった時の私のジルバ対策には3つある。
1.相手が優しそうな人だったら「5の歩幅を縮めて下さい」とお願いする。
2.相手が唯我独尊の人だったら、男子の私が左手だけを前に異常に伸ばす。引っ張りあいするつもりだった女子は期待した引っ張りあいにならないので、引っ張りあいをしなくなる。即ち、歩幅を無意識に小さくする。尚、引っ張り合いが好きな女性でもカウント6で無理に女子を引っ張り出そうとしない方が女子に好かれる。引っ張り出さなくても、物足りないが、女子はひとりでに戻って来る。ちょっと時間が遅れてカウントが合わなくなるようで不安だが、100分の1秒ほどの遅れだから、心配するほどの遅れにはならない。多分、貴方って優しい人と思って貰える確率が高い。
3.引っ張り合い至上主義の女子で何が何でも男子を引っ張ろうと最後まで頑張る女子だったら、曲が鳴り終り次第、「ありがとうございました」する。




Last updated: 2009.05.28 First updated: 2000.03.30



教え魔的社交ダンス理論
Jiruba ジルバ 踊り方
Body ○ボディ ×ボデー、ボディー
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 足型 足形
Swing ○スイング ×スウィング、スィング
教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト スタンダード モダン

カルチャーショック ジルバ編



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2000/03/25

ワルツ3の終りでロワー


2:35 Lower(ロワー):SLOW WALTZ basic actions by Vasily Kirin(ヴァシリー・キリン)

27:01 BOX(ボックス):SLOW WALTZ basic actions by Vasily Kirin(ヴァシリー・キリン)




中嶋秀樹・美喜組「ワルツ探検」②フォールの罠 by おどりびより - YouTube

7:35 ロワー完了してから次の足を出すのではなく、その場でロワーする中で次の足を出す

16:00 女子、ロワーの時に身体全部が下がるのではなく、上は逆に上に上がるような感じ





↑2022.04.06 追記






↓ 2000.03.25 初稿




ワルツの教科書に「3の終りでロワー」とよく書いてある。
これを「カウント3の終りでロワー」と考えるか、「歩順3歩目の足の動作の終りでロワー」と考えるかでは踊りが全然変わってしまうから怖い。
社交ダンスのワルツのカウント(歩順の123とカウントの123は混同してはいけないと言うお話)

この考えは「1歩目の足をどのカウントで出すべきか」と共通する問題です。
1歩の始まりと終り

この項未完

団体レッスンでは(1)の踊りができる人の方が人気があると思います。

(2)の踊りを目標にしている私は圧倒的に不人気です。

女性優先の社交ダンスでは私の考えは間違っているのかもしれません。
従って、読者の皆さんはあくまでも自己責任で私の話を読んで下さい。



教え魔的社交ダンス理論
教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト
スタンダード モダン ワルツ
lower ロワー ロワ ロアー ロア ロァ ロウアー ロゥア

ワルツ3の終りでロワー



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1歩の始まりと終り

↓2000.03.25初稿

1歩の始まりと終り

カウントを論ずる前に、一つ考えなければいけないことがあると思います。
即ち、1歩とはどこからはじまって、何処で終るかであります。

(1)片足で立って足がほぼ揃った状態から、1歩踏み出して、その足に体重を完璧に移して、残った片足が自然と揃って来る迄を1歩と言う。
(2)足が前後に開かれているが片足で立っている状態から始まって、次の足に乗ると足が揃うが、更にその足が開かれた状態になる迄を1歩と言う。中間バランスから、中間バランスまでを1歩と考えるのに近いですがちょっと違います。

(1)と(2)では、明らかに半歩のタイミングの差があります。

さて、「1.左足前進」とあったら、どう踊るかというと

(1)の考え方では
右足に立ってはいるが、両足が揃っている状態で、「いちっ」と言って左足を踏み出すことになります。
この時、「いちっ」と言い終っても未だ左足が後ろに残っているようでは超初心者であります。「いちっ」と言い終った時には右足が左足に揃っていなければなりません。

(2)の考え方では
ワルツなら、前のカウントの3の間に右足でロアを完了していて、その時は脱力された左足はTを滑らせてもう前に出しておいて、そこから始まりです。その両足が前後に開かれている状態から「いちっ」と言って、サポーティングフットを使って、左足に乗って、右足を左足の横を通過させて更に両足が開く迄が1歩。

どちらが正しいか、またこんなことにこだわっていては、いつまでたっても巧くならないのかもしれませんが、音楽を聴いてカウントをどう身体に伝えるかを考える時、このことを考えるのは大事ではないかと感じています。私は(2)の考え方が好きです。

何故(2)の考え方が好きかというと、ワルツの予備歩を何時出しているかを分析した結果です。

超初心の頃、私はワルツの出始めはクローズドチェンジから始るというアマルガメーションで習いました。この頃は完璧に(1)の考え方をしていました。カウント1の音を聞いてから1の足を出すものだと思いこんでいました。それと体重移動を完璧にしなければならないということも知らなかったので、
 カウント1 左足前に出すだけ
 カウント2 右足横へ出すだけ
 カウント3 左足を右足に揃え、そしてロア
という風に踊っていました。今思えば「3のそしてロア」の慌しいことと言ったらありませんでした。団体レッスンではこれでも良かったのです。男も女もそういうもんだと思っていたから意気が合っていたのです。今の私はクローズドチェンジの1の足はカウント3で出し始めます。(これを初心の女性にしかけると「押した、押した」と騒がれます(^^;)

やがて、中級に進みます、ワルツは1歩捨て足をしてからナチュラルスピンターンから踊り始めます。「捨て足(予備歩)」というのは3の足です。この3の足を3の音を聞いてから出すとこれは中級ではないのです。またまだ初級者なのです。この3の足を3の音を聞いてから出すと何故だか1の足が慌しくなるのです。これも(1)の考え方が正しいと思っていると陥る結果だと思います。
「捨て足(予備歩)」はカウント2の間に出せなのであります。3の音を聞いてから出すのは遅い、結果、1が慌しくなってしまうなのであります。(初級だか中級だか上級だかわからない女性と踊ると捨て足の後半から1にかけて私は女性に急激に引っ張られます(^^;)

未だ「1歩の始まりと終り」のお話まで届いてない・・・従って、この項は未完(^^;


このような1歩についての考え方はタンゴやスロー・フォックストロット、ひょっとしたらラテンにも当てはまるかもしれません。



教え魔的社交ダンス理論
Figure ○フィガー ×フィギュア
Routine ルーティン ルーチン ルーテン アマルガメーション
Step ステップ 一歩 足型 足形
ワルツ スロー・フォックストロット タンゴ
チャチャチャー チャチャチャ チャチャ チャ・チャ・チャー チャ・チャ・チャ チャ・チャ

1歩の始まりと終り



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社交ダンスのワルツのカウント

副題:歩順の123とカウントの123を混同してはいけないと言うお話)



私の場合、初めて社交ダンスを習ったのがワルツだったのですが、先ず足型(歩順)を教えられている時、3で足を揃えて次の1の足を出すのに何故か足がもつれたのを思い出します。そう、次に右足と左足のどちらの足を出すのかが判らなくて。

リバテクや多くの社交ダンスの教則本のワルツの説明では、「1 右足前進」というふうに書いてあります。超々初心者だったころは、これを誤って「カウント1で右足を前に出す」と読んでいました。すなわちカウント1で右足を前に出すだけなんだなあなんてね(^^; 体重はあいかわらず左足の上に残っている。いやー、これでも未だマシだったんですよ。スタートの前にちゃんと左足一本で立たずに両足体重で立ってるものだから、「さあ、右足前へ」と言われても、先ず左足一本に立ちなおす必要があり、それから右足を出す。そりゃもう「右足を前に出す」だけで精一杯。スタートする前に片足で立っておくということは大切なことだと思います。本当、笑い話でなく・・・。

社交ダンスの中級や上級の人の中にも曲が鳴り始めているのに両足バランスで立っている女(ひと)が結構居ます。初級なら許せても、中級や上級にこんな女(ひと)が居ると「こいつ、アホちゃうか」なあとか、「こいつ、踊る気があるのかなあ」なんて思ってしまいます。

ちょっとマシになって、出した右足に体重移動するようになって初めて「単に右足を前に出す」から「1 右足前進」らしくなってきました。それでも左足は少しは引きずられてきますが、どちらかと言えば左足は後ろに取り残さたままです。こういう段階の女(ひと)を見かけませんか? その上わざわざ後ろに残そうとウォ-クの練習をしている女(ひと)・・・。スタンダードでもルンバでも・・・。私はこういう女(ひと)には次のよう「教え魔」していました。「あんた、次の足は何時出すんだい、次のカウントで足を出す前に先ず後ろ足を前足のところまで持ってきて、それから足を前に出してちゃあリズムに乗り遅れるよ」って。そりゃあ、まあ、美しいレッグラインの練習も大事ではありましょうが・・・。

おっと、話を戻します。

やがて「前進したなら更に右足に充分体重移動させて後ろ足が自然と前足に揃って来なければならない」ということを知りました。それで私の理論は次のように変わりました。すなわち「1 右足前進」と言われたら、ワルツなら「カウント1で右足を出して、その右足の上にしっかり乗りきって、カウント1の終わりには左足は右足の横に揃って来てなければならない」と。

ワルツなら「カウント1で右足を出して、その右足の上にしっかり乗りきって、カウント1の終わりには左足は右足の横に揃って来てなければならない」と。・・・これもちょっと不充分な考えです。
足をさっさと引き寄せて、足をどんどん出せ

これで私のワルツは完成したように思われました。事実、それで10年踊ってました。栄華を極めたのであります。踊りにくい男(ひと)だとの陰口は全て女性のせいにすることにしていました。が、ある日、私の社交ダンスの理論に突然、破局が訪れて来たのであります。
「1 右足前進」の右足は前の小節の3のロアをしてる間に出す」なんていう、とんでもない話を聞いてしまったからです。この項未完


ボールルームダンステクニック(略してボルテク)

ボルテクのあの表(チャート)の左端の列にワルツの部では「123」と書いてありますが、その上を見ると「ステップ」と書かれています。リバテクの時は「歩順」と書いてあったような・・・。 兎に角、この左端の列の数字は「カウントの数字」ではありません。カウントは表の欄外(下)に別記してあります。

従ってリバテクのあの表は「歩順」で区切って1歩1歩の説明がされていることになります。カウントで区切って1歩1歩の説明がされてる訳ではないのです。それなのにそれなのに、私はカウントで区切って説明されているものだとばかり思いこんでいました。正にカルチャーショックでした。


この「1 右足前進」と書いてある時の「1」という数字はあくまでも第1歩めの足をどうするかというときのその歩順を示す数字なのです。カウント1で1歩目の右足を出すと考えていてはいけないと言うことらしいのです。カウント1の「1」と1歩目の「1」を同じと考えてはいけないのです。

同じリバテクでタンゴやスロー・フォックストロットやクイックステップの説明でも、あの表(チャート)の左端の列にはカウントは書いてありません。あくまでも歩順を示す数字が書いてあります。従って、ワルツでもあの表(チャート)の左端の列に書いてある数字はカウントの123を書いてあるのではなくてあくまでも歩順を示す123が書かれているのだと理解しなおさないといけないのです。まあ、たいてい、社交ダンスと言えば、ワルツから習い始めるから、初心者としては錯覚し易いことなのでしようがないと思いますが・・・。


しかし、普通、練習をするのにカウント1では何をすべきかとかどうあらねばならないかとか考えたほうが音楽のリズムと合って判りやすそうです。そのためにはリバテクのあの表をカウントで区切って読み直す必要があるということになります。
この項未完

サークルオンリーの女性が「プロでもワルツのカウントを外す先生が居るのね」と雑談で私に言ったことがあります。そりゃまあ、社交ダンスや音楽は芸術なんだから、聴く人によって、感じ方は多少違うかもしれないと思いはするけどね、先生が音を外すわけが無いじゃないの・・・って、普通は思うよねえ(^^;

ワルツ(ウインナワルツも含めれば)は社交ダンスでは唯一の3拍子の曲に合わせて踊る種目なのです。だから、ワルツは3拍子なんだということをもっと強く意識して、先ず3拍子のタクトの振り方を習って、ワルツの特性を頭で理解できることから始めるべきです。残念ながら私の経験では、ワルツの3拍子のタクトの振り方がまともにできる女性にはお目にかかったことがない・・・ムニャ、ムニャ(^^; ....

2003.07.29 このページ「社交ダンスのワルツのカウント」を月刊ダンスファン誌の人気漫画「おしゃべりDANCE」 に取り上げてもらいました。(by 君村倫子先生)



Last updated: 2009.06.11 First updated: 2000.03.25



教え魔的社交ダンス理論
リバテク リバイズド・テクニック ボルテク 教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト
Waltz ワルツ ボルテク チャート(表) ステップ 左端の列の数字
スロー・フォックストロット
Figure ○フィガー ×フィギュア 形 step ステップ 足型
○ スタンダード = × モダン

社交ダンスのワルツのカウント
副題:歩順の123とカウントの123を混同してはいけないと言うお話)



社交ダンスのワルツのカウント その2

社交ダンスのワルツのカウント その3


ワルツのカウントの取り方いろいろの社交ダンスYouTube動画

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2000/03/05

フォローの基本(ラテン編)・・・アイ・リードを受けなさい

私のラテンは、と言ってもR、Cha、Jirubaだけなんですが、リードはアイリードだけが頼みの綱なのです。音楽がわかる女(ひと)でニュウヨークだろうとなんだろうと、回転が終わったら自力で男に正対してくれる女(ひと)でないと私は気分のいいラテンを踊ることができません。

ルンバを習う時、一度は言われているはずですよね、「相手を見て」って。でも、できない。如何せん、チョ~恥ずかしいもんね。まあ、教える方も足型も教えなくっちゃいけないから、「相手を見て」って言う大原則は一旦脇に置いておくしね。一旦脇に置かれるのはしようがないことなのですが、悲しいかな、この大原則はそのまんま忘れ去られてしまう・・・。

「目を見つめ合う」がラテンの基本だと思うんですが、この大事な大事な基本を忘れてしまっているから、難しくないものまで難しくなってしまう。しなくてもいい、リードまでしなくてはならなくなる・・・と私は思っています。大げさに言えば、二人で自然に踊る楽しい踊りではない違ったラテンを覚えていってしまう。

「ジャンケンポン、アッチャ向いてホイ」って言うゲームがありますよね。このゲームのルールはじゃんけんの勝負が付いたら、兎に角、一旦はお互いに相手の顔を見なければならないと言うことですよね。このルールを守らないと、このゲームは成立しないのです。ラテンでアイリードを語る場合、このゲームと同じルールがないとどうしようもありません。

「ジャンケンポン、アッチャ向いてホイ」って言うゲームでわかる通り、お互い見つめあってる時に、どちらか一方が視線をはずすと相手もつられてそちらを向いてしまうという本能が人間には備わっています。この本能をラテンに利用しないのは如何にも勿体無い話だと思いませんか。

回転の技術についてはいろんな訓練が必要かもしれないけど、どちらに回転すべきか判断するのにハンドリードなんかを当てにしてては、極めてややこしくなります。男子にややこしいリードを要求してしまうことになります。アイリードを意識していれば瞬時に無意識に回転を起動できます。間を取って、クルッていうのが、私の好みなのですが、これも可能になります。手のリードも不要ですから、女子は男子の束縛から解放されて自由に踊れます。

女子が正対してくれて、目を見てくれて一瞬静止してくれたら、この静寂の時に、「アッチャ向いてホイ」を仕掛けます。この「アッチャ向いてホイ」が私のアイリードであります。私の「アッチャ向いてホイ」に思わず反応してくれる女(ひと)が私にとっては最高の女性ということになります。

「アッチャ向いてホイ」に反応できるためには、回転が終わったら、私の目をみてくれる女(ひと)でないと都合が悪いのです。よそ見してる女(ひと)にはこれができません。目を見るためには、回転が終わったら、スパーンと私の目の前で正対し一瞬でも静止するような間が欲しいのです。この間を取るためには音楽がわかる女(ひと)でないと都合が悪いのです。

女子が正対してくれて音楽が来たら、そこで私はアッチャ向いてホイを仕掛けます。そして右回転だろうが左回転だろうが女性が回転を始めたら、私の左手の役目は女子の回転の邪魔にならないようにすることだけです。支えて上げないと怪我をしてしまいそうな女(ひと)には全神経、全体力でフォローしますが、体力があって怪我をしそうもない女(ひと)の場合は、私は何の手助けも、リードもしません。その女子が恥じをかかない程度に徹底的に手抜きします。そんなんでよくホールで生きて行けるなあだってえ? いやあ、これが不思議と生きてこれたんですよねえ。なんたって、経験がものをいってるのかも、どこまでならリードしなくても女性が付き合ってくれるか、経験で覚えてきたからかもしれません・・・(^^;

ジルバでもチャチャでも回転が終わったら男子に正対しアイリードを待つ、正対するのに何のリードが要るんだろう。回転したらリズムに合わせて正対すれば良いだけのはず。男子がどっちを向いているかぐらいは予想できてるはず。

女子に次に何をして欲しいかなんて、私はいちいちリードなんかしません。私の理想では回転をして貰う時のアイリードだけが男の役目です。まあ、時々、正対に戻らない足型もありますから、ハンドリードとかボディリードとかもたまには必要ですが、正対に戻ってきて貰う為のリードなんか男はすべきでないと思っています。R、Cha、Jirubaでは、男子は灯台で女子はその周りでウロチョロしてれば良い、灯台に向かって行ったり、灯台の前を通り過ぎたり、灯台から遠ざかっていったり、灯台の方に向きを変えたり・・・まあ、灯台なんか当てにしなくったって、踊れないことは無いけど、ああ、もう5度程、こっちを見てくれたら、真っ直ぐ、こっちに来れるのになあと私は思っちゃてたりする。

「目を見なさい」も良いけど、要するに、女子は男子に美しさや一体感を示さなければならない。「私は今、貴男と踊ってて幸せだわ」と演技して欲しいなあ・・・。


あはは、私の持ち駒はニューヨークとその反対のやつと、アレマーナぐらいだから
あまり偉そうなことは言えないんだけど・・・(^^;

まあね、見知らぬおじさんとおばさんが目を見つめ合うなんて、端で見ていても不自然だし、「あの二人できてる」なんて有らぬ噂まで立てられかねないし・・・その気持ち私も経験してきたからよくわかるけど、人の噂なんて75日よ、精一杯、自由なダンスを踊りませんか。

・・・
「目をみつめあう大原則」をパーティーダンスに持ち込むのは、やはり、現実的ではない。目は見なくても良いということにしなければならない。目を見ないで額を見ろってのもありますよね。相手の後の壁でも見てろってのもありますよね。何、それも難しいだあ???? さもありなん、では次の方法は如何でしょう、どこを向いていてもいいから、男子が今どこにいて、どこを向いているかだけ、意識してなさいって言うのは。そしてどのくらい回転すれば男子に正対して回転が終われるかを計算しなさいっていうのは。正対したら、ちょこっとだけ男子の目を見てアイリードを受けるか、男子の肩のラインで、回転の有無や方向を察知するっていうのはどうでしょうか。そんな面倒くさいこと考えられないって??? 不精だなあ・・・。何のスポーツでも頭の悪いやつは上達しないって陰口を叩かれるのですよ(^^; 

まあ、私の観察するところでは、余程、脚力がないか、回転の技術がまず過ぎるかで回転不足する女(ひと)よりは、あまりにもクルッてやつをやり過ぎて回転し過ぎて、正対を通り越してしまう女(ひと)の方が圧倒的に多いみたいです、結果、正対することに失敗してるんですよね。別にいいんですよ、最初は誰でも失敗するもの、でもね、何に失敗したかの自覚症状がないと永久に上手くなれませんよ。男の手のリードをいつまでも当てにしててはいけません。自分で音楽がわかって、自分で立てて、男に正対できて、アイリードを受けて、自分で回転できて、自分で男の正面に帰って来れる、そんな我侭な女性が私は大好きです。

残念ながら、伝え聞くところでは、男子に正対すると言う考えは古い技術になったらしい・・・。ルンバでファンポジションになった時、男の顔を見てるってのが昔の指導法だったのですが、最近では男の顔を見てはいけないんだそうです、観客の方を見てサービスしなさいなんだって??? 私には訳のわからん時代になったものです。

(工事中)

ああ、それなのにそれなのに、今や男は女子の奴隷、せんでもいいことまで面倒を見てあげないと紳士とは言ってもらえないらしい・・・。

○○○○さんみたいに勉強家で練習に勉強を生かしてどんどん上達するのは例外中の例外で、男にあわせようとか音楽に合わせようなんてのはほとんどいない。男の方を見向きもしないで、ただ、やたらと格好つけている。これでは永久に上手くならない。男に我侭と言われるか、負んぶに抱っこまでされた情けない踊りをいつまでもしてなきゃいけないですよ。

あくまでも初心者レベルの話ですが、フォローの原則ってものの訓練がなされていない、ベーシックで音楽にあわすと言う訓練もされてない。音楽にあわせて動くってことがわからないうちにやたらと足型を仕入れて来る。この場合のベーシックというのは、ジルバならベーシック・ステップという足型のSSQQの4歩、ルンバならベーシック・ムーブメントという足型のQQSQQSの6歩、チャチャならベーシック・ムーブメントという足型の234&1234&1の10歩のことを言います。これらのベーシックステップだけで1曲を踊りきれるようになって欲しいものだと私は思っています。これが出来ない女(ひと)はきっと私に貴女の大事なヘアーセットを乱されてしまうでしょう(^^;


ところで、最近の風潮は女に甘すぎると思いませんか。女子を立たせてくれんとか、足をしっかり踏ませてくれんとか、教え魔は嫌だとか・・・・そのくせ、「この曲なんの曲?」。ああ、蹴飛ばしてやりたいと思いませんか。

ボランティアもその場はそれで良いかもしれない。パーティーなんかでは、その場でハイチャだから、適当にというか、一生懸命にというか奉仕すれば良いかもしれない。でもね、それは、本当にその女(ひと)のためになるんだろうか。

回転量に難のある女子と踊る時、男子は如何に対応すべきか・・・。
いろいろ作戦はあると思いますが、私は男子たる私の方が女子の方に正対してあげることにしています。1小節、1小節ごとに正対すべき時に正対した方がなにかとラクチンだからです。大崩れはありません。最初良ければ終わり良し、終わりは次の最初だから、女子が自力で正対しない時は男子が正対してやる。これには力は不要です。10時間でも踊って行けます。この作戦は競技選手やプロには向かないかもしれません、いや、向かない(^^; だって、男子を中心に女子が右往左往するというラテンのもう一つの原則に反するものね。

なんてえことを書いてたら、NHK教育 趣味悠々「基礎から踊ろう」の松村有希子先生が「ビジュアル・リード」と言う言葉を使っていらっしゃいました。ハタと膝を叩いて我が意を得たりと思ったのよねえ、「アイ・リード」も「ビジュアル・リード」も同じじゃーん、なんちゃってね。でも違うんだって、相手を見て踊っちゃあいけないんだって・・・。でもね、「相手の気配を感じて踊りなさい」ともおっしゃってたので、ちょっと、慰められた。でも、俺、スライデングドアみたいに男女同じ方向を向く踊りは滅多にしないから・・・まあ、えっか(^^;(^^;(^^;

ラテンのリードとかフォローで、繋がっている二人の手や手首や肘や肩にはどのくらいの力が必要なのだろうか? 私はラテンを教室で習ったことが無い。パーティーやホールで教室で習っている女(ひと)とかとたまに踊ることがある。羽のように軽い女(ひと)は千人に一人ぐらいかなあ



2008.10.14
「目を見つめ合う?・・・気持ち悪い」とある男性プロに言われた(^^;
「男性の右手にト-ンが無いと回転できない」とある女性プロに言われた。
私はできなけど、こんな流派があるのを知っている。
この流派の男性の方が女性にモテルのも知っている。
私の踊りは極めて少数派で、軽蔑の眼差しで見られてるのも痛感している。
しかし、私は「目を見つめ合うルンバ」の方が好きだ。
相手が真剣な顔で踊ってくれてるのが見える時があるからだ。
こんな女性と踊れたときは、例えどんな女性であっても、私は会心の笑みがこぼれるのを押さえ切れない。
まあ、どんな流派でもお互い真剣に踊り合えた時は幸せなんだろうけど。



Last updated: 2008.10.14 First updated: 2000.03.05



教え魔的社交ダンス理論
Body ○ボディ ×ボデー、ボディー
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 足型 足形
Party ○パーティ ×パーテー、パーテイ ?パーティー パーチー
Jiruba ジルバ 踊り方
Rumba ルンバ
チャチャチャー チャチャ チャ・チャ・チャー チャ・チャ

フォローの基本(ラテン編)・・・アイ・リードを受けなさい



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2000/03/04

ナチュラルスピンターン女子4・5歩目は前進前進回転か前進回転後退か(ピボッティングアクション)- 社交ダンスYouTube動画

モダンダンス教程 | 若林 政雄 |本 | 通販 | Amazon



ピボッティング・アクションはワルツなどのナチュラルスピンターンで使う技術です。
モダンダンス教程の76ページに
「他方の足を後方にCBMPに保たない」と書いてありますが
「CBMPには保たなくても良いが、他方の足は後方に保っていなければならない」と私は解釈しています。
ピボッティング・アクションは要するに
他方の足を後方に保つ事さえできれば良いとも読めるので技術的は簡単な方です。

※他方の足を後方に保ってさえいれば、1歩目のボールターンが終わる頃には他方の足は2歩目の所定の位置に自動的に来ている。



知ってるか知らないでいるかで踊りの上手下手が決まる!

技術・理論と言うのは人間が楽できるためにある。
「奥が深い」なんてのは不勉強な人には語る資格さえ有りません。
勉強しましょう。







ピボッティング・アクションと言う非常にズボラな技術は
ジルバのチェンジ・オブ・プレースで応用できます。
次の2歩目の所定の位置が
「少し後ろ」なだけです。
ワルツなどのオープン・インピタス・ターンやクローズド・インピタス・ターンにも応用できます。
他方の足を後方に保ってさえいれば1歩目のボールターンをしっかりやるだけで
2歩目が所定に位置に自動的に来ているのですからこれほどありがたいことはありません。







「男性がピボットをすると、女性は自分が意識的にピボッティング・アクションをしようとしなくても、自然にそうなります。」
これは非常に優れた男子と非常に優れた女子の場合に言える話で、
圧倒的大多数のちゃんとリードできない男子を相手にする圧倒的大多数のちゃんとしてない女子はせめて自分だけでも正しく踊ろうと努力しないと進歩は見込めません!
社交ダンスには都市伝説が多過ぎます。








Workshop - How to do Basic Waltz for Beginners| Ballroom Dance 24:50

 18:52 ナチュラルスピンターン習得のためのエクササイズ








エムズワルツ ナチュラルスピンターン 5:43

 3:00 女子のスピン・ターン:圧縮してから推進,ピボッティングアクション,ブラッシュ







↓このページの主眼だった動画だったのですが、以下全て「この動画は再生できません」になってしまいました。




Charlotte Jorgensen & Andrew Sinkinson - Developing Ballroom Choreography 3:01:12

 2:41:35 ナチュラルスピンターンの女子のピボット・アクションからブラッシュ(組んでナチュラルスピンターンの見本を見せていますが、クイックステップのものなので男子のやり方がワルツと違っています。)


New Steps to Success Waltz 01 通往成功的新舞步〈華爾滋 初級 1〉

 ナチュラル・スピン・ターン  スローモーション


維克多 方 華爾滋新舞序 初級 720 3:27 オーバーターンド・スピンタン

 0:41 1:19 1:57 2:57  2:25


ナチュラル・スピン・ターンの女子のピボット・アクションからブラッシュの様子を見たくていくつかの動画をアップしてみました。スロー再生で女子4歩目の右足一本でボールバランスで膝を前に曲げたまま左足を後方に保ったまま綺麗にピボッティング・アクションをしているのをご確認下さい。5歩目の左足は既に後方にあるので女子の5歩目は後退にしかなりません。一人目の女子は5歩目の後退で明らかにドライブをかけようとしています。女子のナチュラル・スピン・ターンの4歩目は前進ウォーク、5歩目は後退ウォークなので、4歩目も5歩目もバンバンドライブをかけてダイナミックなナチュラル・スピン・ターンを目指したいものです。注意すべきは後退者は前進者より先に着地してはいけないと言う大原則を守るという事でしょう。4歩目女子右足ボールの上での回転量は二人の塊としてのダイレクションが一直線になるので1/2回転(180度)の方が安定しやすいと思います。画素数の関係でしょうか3人目の女子の動画のスロー再生が一番判りやすいような気がします。

「困ったことに、ナチュラルスピンターンの4歩目でLODへ後退する男子が一人もいないんだなあ、これが」
(映画「おくりびと」の白子焼きを食べるシーンの名台詞に 「困ったことに、美味いんだな、これが」)




YouTube動画のショートカットキーやスロー再生の操作の仕方








Marcus.&.Karen.Hilton-Simply.The.Best.Waltz.Vol.II.avi - YouTube

社交ダンス上達の道しるべ(3)ナチュラル・スビン・ターン

この項は全く工事中です。書きたい事が多過ぎてなかなか文脈がとれない。







2012.08.28 記述

スピンターンの4歩目で女子は男子の両足の間に踏み出して
ピボットアクションをして4歩目右足のTの上に立った時
女子の左足は壁斜め遥か後方に背面して置かれています。(135度)
女子の右足は前進したけれど左足は後ろに保たれていただけで前進も後退もしていません。
この時、女子は男子の右足を両足で挟んでいるとも言えますが
既に左足を後ろに引いてしまった形になっているので
次の5歩目で男子の右足が女子の両足の真ん中に攻めて来ても
女子は既に後方にある左足の上に身体を移動するだけで
女子の貞操は何の被害も受けません。

右足体重から左足に移る後退は
普通の後退ウォークでは
右足を左足に寄せ始める時は最初ヒールを引きずって
続いてボールを擦って寄せなさいですが
前足(右足)でTHとのんきなことをしてると
男子右足が着地してライズして来たら、貞操が危ないかもしれない。
前足THで身体を後ろで送るのではなく、前足のTBで身体を後ろへ送れば女子の貞操は2重に安全ということです。

従ってナチュラルスピンターンの456の女子のフットワークは
HTB、T、THが正しいと思いますが、
リバテク(ボルテク)は普通送る瞬間のフットワークはしばしば省略します。
完璧に省略すると女子の被害は甚大なので文章で警告しています。

以上、私のリバテクの読み方です。
他の男子がなんと言おうと女子の身を守るのは
女子、貴方たち自身です。







2012.05.15 記述

> ブログも拝見しました

お恥ずかしい(^^;)
今でもナチュラルスピンターンは難しいです。
書くのはもっと難しい(^^;)(^^;)(^^;)

以下、私のナチュラルスピンターンに関する最新版記述です。
私のホームページにも同文を貼り付けます。

・・・また、書き直すかもしれませんが。


> (女子5歩目)
> 一旦ヒールを着いて
> ライズしてブラッシュするには
> THTになっちゃうじゃない!

「一種のヒールターンをせえ」とも聞こえますね、
これはリバテク(ボルテク)流スピンターンではない
と私も思います。

私もナチュラルスピンターンの女子の足型で考えて込んでいたことがありますが、考えれば考えるほどこんがらちゃって、
その記事は放置状態です。

女子4歩目はピボッティング・アクション。
このピボッティング・アクションの説明に
「ピボットのような回転であるが、他方の足を後方にCBMPに保たない。」と言うのがあって、
この解釈に悩んで行き詰ってしまいました。
解釈1.4歩目右足の回転が終わった時、左足を後方に保たない。
解釈2.4歩目右足の回転が終わった時、左足を後方に保っているが、それはCBMPではない。

今は解釈2が正しいと独断しています(^^;)
左足を後方に保ったまま右足で回転すれば、左足は何もしなくてもちゃんと身体の後方にある。
5歩目後退は足を動かさずに体重移動するだけで良い。

正確には、5歩目は後退ではなくて「左足 後ろ 少し左に」ですが、
ピボッティング・アクションさえ正確に出来ていれば5歩目は簡単過ぎるくらいです。

4歩目ライズ無しでHTだから回転が終わったときは低い姿勢でトウを含んだボール・バランス。
前足ボール・バランスで後ろ足がもう後ろにある、
これって後退ウォークをしなさいと言わんばかりのスタイルですね、
「後退ウォークでは前足のヒールを少しでも引きずって来なさい」だから、
ブラッシュは前足のヒールを引きずって来るところから始めたくなりますが
リバテクはこれを固く否定して、
ブラッシュはボールを引きずることからはじめなさいと強く指定しています。

「第5歩のライズは左足のボールからされる」のだから、前足はボールを引きずって来ると釘を指しています。

「6歩目、ブラッシュして斜めに前進」は「カウント6でブラッシュする」と考えてはいけないと私は思っています。
「カウント5でブラッシュして高いし姿勢のまま斜めに前進して、その右足の横まで左足を寄せる」
「カウント6の頭からロアし始めて、次のリバースターンの4の準備をする」

尚、ピボッティング・アクションについて、次のような解説もあります。
「後ろ、少し左に」に似てるような似てないような解説ですが、
私は同じことを言っていると割り切りました。
少なくとも「ナチュラルスピンターンは前進前進回転ではない」ようです。
(NHKのテキスト)
ピボツティング・アクション  前進した足でピポットと同様な回転をするが、他方の足をCBMPに保たないで左方に開く回転のしかたです。ワルツのナチュラル・スピーン・ターンの女性の第四歩で用いられます。



http://www7b.biglobe.ne.jp/~seichi/spin.html#jyo 
に私に取ってピボツティング・アクションが判り易い説明がありました。
目から鱗だったのは「ボールは足指を含む」でした。
ピボッティング・アクションでは先ず強くヒールから足指まで前進しなさいなのではないかと思うようになりました。


10数年前にシンキンソンとロレインがベーシック・ワルツを教えているビデオの
ナチュラルスピンターンの4から5を手動で超スローフォックストロット再生(ほとんどコマ送り)しました。
ロレインさんの5歩目左足が前進してるようにも見えたし、横にやってるようにも見えました。
右足で回転してるのに左足ばかり見ているからそう見えるのかなあとも思いました。
しかし、4歩目の右足の膝が最後に明らかに身体を後ろへ送る動きをしていた。
だから5歩目は後ろ(後退)と言うんだなあと思いました。
動きのあるものある状態のときだけを拾い書きしないといけない書物では読み取れない部分はどうしても出る。
だけどこれだけは説明しておかなくてはいけないと言うのは書き漏らしてはいけない。
それは「前進前進回転前進」ではなくて「前進後退前進」だと私は割り切りました。(この方が私にはやり易い)








2005.01.22 修正 2000.03.04 初稿

ナチュラルスピンターンと言えばワルツに決まり。(私はクイックステップは踊らない(^^;) 
カウントは123456。123はナチュラルターンの前半の3歩で456が所謂スピンターン。

リバテクでは女子のスピンターンの「足の位置」と「回転量」は次のように書いている。
普通スピンターンはコーナーで仕掛けられるから、コーナー用の回転量を書きます。ダイナミックに踊りたい人のためにダイナミック版回転量も書きました。
足の位置 回転量 ダイナミック版回転量
右足 前進 4で右へ3/8(ビボットの動作) 1/2
左足 後 少し左へ 右へ回転を続け 右へ回転を続け
右足 左足にブラッシュして斜めに前進 5-6間で1/4 1/8

女子4歩目で右へ1/2(ピボットの動作)
  注、「ピボット Pivot」=「軸を中心に回る」

(モダンダンス教程) 
「ピボットの動作」=「ピボッティング・アクション Pivoting Action」=ピボットのような回転であるが、他方の足を後方にCBMPに保たない。

(リバテク)
CBMPについては次の説明を加える。即ち全てのナチュラル系のピボットの後の男子の足はCBMPであるが,女子は例えばナチュラルピボットにおける如く左足はCBMPに保たないで,ただ右足だけでピボットアクションをする。しかしリバースピボットの後の足は,男女共CBMPに保つ。

(NHKのテキスト)
ピボツティング・アクション  前進した足でピボットと同様な回転をするが、他方の足をCBMPに保たないで左方に開く回転のしかたです。ワルツのナチュラル・スピーン・ターンの女性の第四歩で用いられます。




スピンターンを踊って女性が5歩目で男性の180度反対側に回り込めるモノか否か? 絶対に回り込めないと思います。人間は軟体動物ではないから、たった1歩で柱の真向こうへ立てるはずがない。例え、柱が如何に都合よく移動してくれ様とも。あるとすれば時間差かな。女子が移動してから、柱が移動する・・・こんなんあるかなあ。
物理的に不可能なものはやらない方がマシ。足の裏が男性の180度反対側に回り込めないのにボディだけ男性の180度反対側に回り込もうとするのは、それは身体が傾いて頭だけが廻り込んだように錯覚するだけで、あまり良いことだとは思えない。 5歩目で 男子「(方向は真っ直ぐ)前進 ・・・・」なのに対し、女子は「(単に真っ直ぐ後退じゃなくて)後ろ 少し左へ」なのです。 4の1歩だけで「回り込む」のではなくて4で「回り」 5の少し左へで「込む」。 あくまでも私見ですが、諸悪の根源は女子がソロでやったとしても、4の1歩で180度回転できる人が如何に少ないかと言うことです。ピボッティングアクションていう言葉さえ知らない・・・。 この回転ができないとそりゃもう誤魔化しのナチュラルスピンターンが何通りも開発されて行くんだと思います。


私が理想とするナチュラルスピンターンは4歩目で男子ピボット女子ピボットアクションです。この4歩目がナチュラルスピンターンの命だと思っています。この4歩目を成功させるためには、この4歩目を出しはじめる時から上手くやっていないと失敗する。この出だしを上手くやるためには男女それぞれいろんなことに神経を注がないといけませんが、もし女子に注文できるのなら、私は次のように注文したい。ナチュラルターンの3歩目の足型のところではリバテクのいうところの「身体の回転を完了」をしなければなりませんが、この完了をあまりにも早く完了させてしまう女子が多いような気がします。結果、4の前進でLODに前進すべきなのが、壁斜めのほうへ足が出て行ってしまう。これは単にアライメントがずれたと言う問題だけでは済みません。全ての第1歩に必要とされるCBMが非常に掛かりにくくなってしまうのです。これでは当然男子にぶつかってしまう、だから遠慮する、思い切って踏み込めない、1歩で180度回転ができない・・・。
3歩目体重から4歩目の足のアライメントはあくまでもLODであって欲しい。ヒールが着床するまで爪先はLODを指していて欲しい。足はLODに進んだが爪先が壁斜めってのもいけない。又、男子は女子にLODの方へ進んで来て欲しいから、それを妨害する自分のボディの位置を最後の最後には女子に明渡すためにボディの厚みだけやや壁斜方向に後退しますが、女子はこれにくっ付いて壁斜に行こうとしてはいけません。それでは男子は何のためにやや壁斜方向に後退したかの意味がなくなってしまいます。もし女子にくっ付いて来られたら、男子はより壁斜方向に後退しなければならなくなる。こんなところで回転量を消費してしまうと5-6での回転量が非常になくなってしまうのです。
スピンスピンの動きを前進・後退の繰り返しだと言う人と、否、横・横の繰り返しだと言う人がいる。(しかし前進・前進の繰り返しだというのは聞いたことがない)
確かに前進というひとつの動作をしても横に動いていると言う感覚の一瞬がある。縦歩きしてるのだか、横歩きしてるのだか判定できないというか、不思議な動きがある。後退の時も横に動作してるのかなあと感じる一瞬がある。何歩も連続で動く時、後退なのに前進と感じる瞬間があるかもしれない。だからと言って前進は前進でなければならないし、後退は後退でなければならない。リバテクは簡潔をモットウとしているので、感覚の問題は各自が解決しなければならない。 感覚の問題をほじくってああだこうだと批評するのは良くないと思うのですが、永遠の謎スピンターンをより追求するために敢えて問題を荒立てます。 特に私の団体レッスンでは言葉の一人歩きのせいか、女子の5歩目は前進ということになっています。即ち、スピンターンは前進、前進、回転、前進ということになっています。もう私の理解をはるかに超えています。 女子の5歩目は前進ということになると、私には重大な疑問が生じます。 正対ボジションの時は一人が前進ならば他方は後退。5歩目が正対ボジションで二人とも前進と言うのは非常に理解し難い。女子の5歩目が前進ということになると当然男子5歩目は後退と言うことにならなければならないか、正対ではなくPPで二人とも前進してるか、あるいはナチュラルトップでもやってるとしか考えようがない。私にはこの3つのどの考えも承服できない。やっぱり5歩目は後退とやって貰わないと私には理解できない。 男子も前進、女子も前進というのはPPポジションでならわかるけど・・・
うーん、4歩目の終わりは正対ボジションなんだろうか、PPポジションなんだろうか。それとも、動いてる最中だから、そんなことはどうでもいいポジションなんだろうか?

スピンターンの女子4が前進.5も前進なら、男子の4.5はどうであるべきなんだろうか。どう考えても男子がこれに対応するためには4も後退.5も後退しなければ正対ポジションのままではいられない。

リバテクとは違う説明をしてもらわないとわからない。

はっきり言ってこの足型はリバテクの言うスピンターンではない。「ザ オープンドア ターン」とか「障子突き破りターン」とか別の名前を付けて欲しい。
男子はスピンターンをしようと思う。
女子はオープンドア ターンをしようと思う。
なんか不毛の争いのような気がする・・・。

私は4の1歩でなんとか女子に180度回転して貰おうと振り回すし、
女子はその後で遠心力とかを遠慮なく効かせて回転しようとするし、
ははは、5で崩れないほうが不思議。

他流派同士でカップルを組むと大変だろうな・・・。いや、邪道だけど、私はこの問題を解決?して、競技に出たことがある。その時のパートナーはスピンターンを「前進・前進・回転・前進」と踊る女(ひと)でした。練習の時、スピンターンがいかにも調子が悪かったので「前進・前進・回転・前進」を「12&3」と言うカウントで踊ってくれませんかとお願いしました。そうして貰ったせいか、タイミングの良い「ザ オープンドア ターン」になりました。このときのスピンターンは男子1歩目で1/2回転だったので、なんとか誤魔化せたと思うのですが、1歩目の回転量が3/8だったら、本当に女子の足型は「前進・前進・回転・前進」で良いのだろうかと今でも疑問に感じています。
「前進・前進・回転・前進」を「12&3」と言うカウントを「123・4」と踊る女子が多い。6の右足がなかなか出てこないのである。ブラッシュをしているのを強調して見せたいのかカウント6で両足立ちして動いてくれないのである。何時、最後の右足前進をやってくれるのだろうと思っていると、やれ、スピンターンは遠心力が命だとか意味不明なことを言う。男子は無理やり女子を引っ張らなければ音楽に遅れてしまう(^^;(^^;(^^;

ホールダンスとかパーティーダンスになるともういろんな流派やら、個性派やらと踊らなければならない。
あなたのスピンターン違うわよ。違ってあたりまえだ、お互い違う足型を踊ってるんだもの・・・。
スピンターンはスピンターン、ザ オープンドア ターンにあらず。広く天下をまとめてもらいたいものである。


> 5歩目の前半までは前進感覚です。思いきり遠くまで行って、男子の
> ワクの引っ掛かりがあるから仕方なしに方向転換。

なんだ、問題は解決してたんだ。読み落としてしまっていた。御免なさい。4歩目の後半なんだか、5歩目の前半なんだかよくわからんところはありますが、「5歩目の前半までは前進感覚です」とおっしゃる感覚はわかります。しかし五歩目の前半の前進感覚の間にも4歩目のボールでしっかりボールターンを続けていなければなりません。 5歩目の前半 ただ、5歩目が前進なのか後退なのかをはっきり書けといわれて、多分、リバテクの編者達は5歩目の左足のへ身体を送る4歩目の右足の膝の使い方が前進用のものなのか、後退用のものなのかで判定したんだと思います。4歩目の右足をサポーティングフットにして、体を左足のほうに送るとき、外人は後退用の膝の使い方をしています。だから、リバテクでは5歩目は後退と書かれる事になったんだと思います。

もうひとつ、4歩目の右足が着地してから5歩目の左足が所定の位置のほうに持っていかれる時、左足の膝が右足の膝を追い越してはいけないのではないかと思っています。追い越しそうになる前に右足での回転がほぼ完了していなければならない。追い越しそうになると言うと5歩目の歩幅は小さくていいのかというとそうではなくて、左足は右足より「思いきり遠くまで行って」なければならない。絶妙のタイミングが必要かと・・・。「こんなもん、ひとりで練習せえよ」と以前の私は盛んにぼやいてました。今は?って、・・・言えません(^^; 言ってもどうせ練習しないからです。 もうひとつ強調したいのは、リバテクでは、4歩目の回転量は5―6での回転より大きいということです。前進、前進、回転、前進ではなんとなくスピンするところが違うと思うのですが・・・。 > ワクの引っ掛かりがあるから仕方なしに方向転換。 なんだけど、どうせ方向転換すると決まったんなら、思い切って方向転換して欲しい。と言うより、ナチュラルターンをしようと思ってたらスピンターンになってたの方が自然だと思うんだけど。女子前進のナチュラルターンをしようと前進・横のつもりでいたら、4の後半でCBMPに保っている男子の足が邪魔で5が後退になってしまったと考えて貰った方が自然で良くないかなあ。クロ-ズド・ポジションからスタ-トする時は前進・横・揃えると思って貰っていた方が、ノーシークエンスの場合はリードし易いと思うのです。それを何でスピンターンの時だけ前進・前進とリードしなくっちゃいけないんだろう。
4は男子ピボット、女子ピポットアクション。即ち、4こそがスピンなのです。そして5―6の回転は適当に相手にあわす程度で小さい回転量でうっとりしてればいい。何故なら主たる回転は4で終わっているから。

5歩目の終わりで遠心力なんて私ゃ知らん、無理やんこでも6の前進をやらせてやる・・・(^^;



ここまでガッテンできた女(ひと)だけ、先を読んで下さい、どうすれば4歩目でピボットアクションの次のブラッシュが上手く行くのか教えてあげる・・・(^^;
いや、簡単なことなんですよ、3の足の上でCBMをしっかり意識して、一歩目のアライメントにもうちょっと神経を使って練習すればいいだけなんですよ・・・456のフットワークはHT・T・THであってT・TH・Hでは絶対にない・・・多分。
スピンターンはインピタスターンに似てるけど、ヒールターンとは絶対に違う。ブラッシュで両足が揃っている時は両足とも踵は上がっていなければならないのに、左足の踵が地面にくっついている女(ひと)が多いような気がする。これでは3歩目のフットワークはTHにはならない。



ブラシュ ナチュラルスピンターンのスピンターンにはブラシュは付き物ですが、ブラッシュをしてはいけないスピンターンがあるのをご存知でしょうか? ご存知でないかたはボルテクのオーバーターンドターニングロックの説明を良く読んで下さいネ。オーバーターンドスピンターンからオーバーターンドターニングロックを続ける時のスピンターンではブラッシュをしてはいけないと書いてあったと思います・・・ウロ覚え(^^;



教え魔的社交ダンス理論
Body ○ボディ ×ボデー、ボディー
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 足型 足形
前進ウォーク 後退ウォーク 前進ウオーク 後退ウオーク
ピボット ピボッティング・アクション ボールターン フットワーク
リバテク リバイズド・テクニック ボルテク 教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト
スタンダード モダン ワルツ

ナチュラルスピンターン女子4・5歩目は前進前進回転か前進回転後退か(ピボッティングアクション)- 社交ダンスYouTube動画



2017.05.18 更新 2000.03.04 初稿



ナチュラルスピンターン - Google検索 約 1,360,000 件 13位競合

ナチュラル・スピンターン - Google検索 約 830,000 件 16位競合

ナチュラル・スピン・ターン - Google検索 約 743,000 件 15位競合

ナチュラルスピンターン 動画 - Google検索8位
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#ナチュラルスピンターン



DanceFloor:NaturalSpinTurn



ワルツのナチュラル・スピン・ターンのYouTube動画 ピボット ピボット・アクション ブラッシュ

ワルツの目次

ダンス裏論の目次

社交ダンス動画モダンの目次:YouTube スタンダード

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CBM

2015.11.02 追記

疑問1 1歩の始まりと終わり
第1案 足が揃った状態から足を踏み出して足が揃うまで
第2案 踏み出した足の踵またはトーが着床するところから踏み出した足の上を身体が通過して次の足の踵またはトーが着床する寸前まで

疑問1 ワルツのナチュラルターンのCBMは男女共1歩目と4歩目に「有?」とリバテクに記載してあるが
第1案 1・4歩目の最初にCBM有り
第2案 1・4歩目の真ん中ぐらいにCBM有り
第3案 1・4歩目の終わりにCBM有り
第4案 1・4歩目の全体にCBM有り





「The turning of the opposite side of the body towards the moving foot」だけを直訳すると
「ムービングフットの反対側のボディーの回転」。。。...
なんで「支持足(送り足?)と同じ側のボディーサイドの回転」と言わなかったのだろう???



田中英和ボールルームダンステクニック第8回 CBM - DDD勝手にダンス事典
  ワルツのウィーブ・フロム・PP ツー・PPについての詳しい解説が書いてあります。






↓ 2014.12.25 追記

CBM is body action. The turning of the opposite side of the body towards the moving foot, generally to initiate turn. - Google検索



仮説1
社交ダンスに限らず合理的な「歩き(Walk)」には「C.B.M.」が必要だ。
「C.B.M.」が無くても歩けるには歩けるが、それは凄く酷いものか原則外れのものに違いない。
リバテクにはレフト・ウイスクの男子の1歩目、ウイスクの女子の1歩目には「C.B.M.」は無いと書いてある。
余程、特殊なフィガーなんでしょうね。。。...

仮説2
歩く時は手を振った方が良い。
社交ダンスでは手は振れないので「C.B.M.」があった方が良い。

仮説2
サポーティング・フットに仕事をさせる歩き方をしたら「C.B.M.」有りになってしまうではないか!





材料だけ放り込んで置きます

Contra Body Movement - YouTube検索



動き始め、左足が前に出て行くときに左肩が一旦後ろに引けて行ってそれから前に出て行く。
これがCBM・・かもしれません。
左足が前に出て行くのだから左肩も一緒に前に出て行くだろうとか
足は出て行くけど肩は真正面に向けたままだとか
と、単純に思ってはいけないということらしいです。
言われないと気付かないダンス理論!

CBM(Contrary Body Movement)

「The Ballroom Technique」のチャートの読み方
  ボディアクションである。前方又は後方に動いている足の方向に身体の反対側が回転すること。通常、回転する時。



モダンダンス教程 | 若林 政雄 |本 | 通販 | Amazon」のダンスの用語解説
 前進または後退するとき、ステップする脚と反対半面すなわち、肩と腰を脚の動く方向へスウィングすることで、回転またはカーブするフィガーの第1歩で用いられる。


両書とも訳のわからないことを書いている。こればかりは本だけでは理解しがたいようです。
それにしても難解な文章です。
1.「前進または後退するとき」とは一体どのような状態の時なのであろう。予備歩で第一歩目を出し始める時の両足がまだ揃っている時なのか、フリーフットがある程度動き始めた時なのか、それともステップされた足の上に体重し終わった時に第一歩の上にいる時に考えるべきことなのか。翻訳の時に英語のニュアンスが表現できなかったのか? 原書を読んでみたいなあ。しかし、予備歩なんて最初だけだから、こんな解釈ではいけないんだろうな。普通は3の足で足を揃って第一歩を出す時にCBMを考えるべきなのか、第1歩の足の上に乗ろうとする時に考えるべきなのか。10年この点がわからなかった、実に下らないことにこだわっていたのかもしれない。最近は3の足の上にいる時で次の第1歩を出す時にCBMを考えるべきだと勝手に判断している。即ち、カウント3の間にCBMなのである。
2。
例えばワルツの予備歩からナチュラルターンの第一歩を取る時にCBMというのなら、私なりに何かしら感じるものがある、「最初はゆっくりとCBMを感じてからスタートすべきである」と、さもないと突っ込む。


CBM、CBMと騒いでみても意外とたいした動きではないのです。動き始めの単なる「きっかけ作り」のためのほんの小さな動きなのです。ほんの小さな動きではあるのですが、大事な動きなのです。

「きっかけ作り」というか、「貯め」というのは、他のスポーツでも重要なこととされています。貯めがあるとゆっくりしてて、しかも、瞬発力を発揮できるようです。例えば、ゴルフのスウィング、野球のバッティングやピッチング。ボーリングのスロー。


CBMは当然女子にもあります。CBMには多少の体の回転が伴います。が、これを「回転」と早とちりしてはいけません。リバテクにはナチュラルスピンターンの4歩目に女子も「CBM有り」と書いてあります。そして、その前の3歩目の足では「CBM無し」と書いてあります。難解な文章ですね。「3の足の上にいる時に次の第1歩を出す時にCBM」を「3の足の上にいる時に次の第1歩を出す時に回転」と考えると、4歩目の爪先の方向はLODに前進とはなりません、多分、回転に伴い、壁斜めの方に向いて着地されてしまうでしょう。男子の方ではこれではたまらないので、つい、壁の方に後退してしまいます。これはもうイングリッシュスタイルのダンスとは言えません。その場しのぎのとんでもない足型になってしまいます。CBMの無いとかかれている3歩目の足の上でロアしながらCBMをかける感覚です。3歩目のCBMを感じながら、しかし爪先のアライメントはLODです。アライメントは当然LODに面してなのです。これを意識して無いとCBMと回転の女子の足か目茶くゃにくとゃになってしまいます。


2004.07.17
「CBM」とは結果ではないだろうかと思うようになってきました。「CBM」になるためには「CBMをかける準備の動作」が必要なのではないだろうかと思うようになってきたのです。

私はスロー・フォックストロットが踊れないから生意気なことは言えませんが、ブルースやワルツ、最近、みんな下手になったような気がします。昔のブルースやワルツはもっとゆったり踊っていたような気がする。最近のブルースやワルツを見ているとなんだかものすごくあせぐらしいし、深みのないつまらないダンスに見えるのです。



社交ダンスの教科書(本 テキスト)(ボールルーム、スタンダード、モダン)

カウント 支持足 OR サポーティングフット OR 送り足 - Google 検索

1歩の始まりと終わり



Last updated: 2015.11.02 First updated: 2000.03.04



教え魔的社交ダンス理論 リバテク ボルテク
○ スタンダード = × モダン Standard
ワルツ スロー・フォックストロット
Body ○ボディ ×ボデー、ボディー
C.B.M. Contrary Body Movement CBM
Swing ○スイング ×スウィング、スィング
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 一歩 足型 足形

CBM



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2000/02/20

ナチュラルターン(予備歩、捨て足以前の問題)

ワルツの踊り始めで最も大事なことに、もうひとつあります。
ホールドを組む前にお互いがちゃんと片足で立っているかどうかということです。
組んでホールドを作ってから、片足に立つのは順番が違うと思っています。
私流では女子が片足に立ってくれたら、その姿勢を見ながら私が女子の方に歩いて行って、左手を女子の方に差出し、女子にその手を持ってもらい、そこから適当な位置に私の右足を置いて右足に体重を乗せながら、コンタクトなり、ホールドを作っていきます。


曲が鳴り始めたら、どちらの足に立つべきか、私の経験では次のようなのが一般的だと思います。
           男子     女子
スタンダード、ジルバ 右足     左足
ルンバ、チャチャ   左足     右足
その他        不明  当然、ボールバランスで膝は緩んでいないといけないと私は思っています。
片足で立っている膝が硬直していては出足を柔らかくすることはできず、多分、飛び込むような出足になってしまうでしょう。

右足で立つべきか左足で立つべきかは、鳴りはじめた曲の種目がなんであるかを早く判断できなければなりません。
これは極めて大事なことです・・・。
音楽が鳴り始めているのに女子がさっさと片足で立ってくれないとホールドを組みに行けません。
パーティーでは私流を押し通すわけには行きませんが、女子がいつまでも二本足でボーっと立っていると、この女(ひと)は私とは余り踊りたくはないんだなとか、鈍い人なのかなあとか、相当の初心者かなあとか思ってしまいます。
そして、まずこの人とのワルツはあまり期待できないだろうなあと思ってしまいます。



First updated: 2000.02.20



教え魔的社交ダンス理論
予備歩 予備足 捨て足 プレパレーション preparation
ワルツ Waltz ナチュラル ターン natural turn
ホールド
Party ○パーティ ×パーテー、パーテイ ?パーティー パーチー
○ スタンダード = × モダン
Jiruba ジルバ 踊り方
チャチャチャー チャチャ チャ・チャ・チャー チャ・チャ

ナチュラルターン(予備歩、捨て足以前の問題)



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