Cross-Column2

2001/07/11

日露(日本・ロシア)国際親善ダンス交流会

2001.07.11 水曜日

ロシア、ウラジオストックからやってきた9名の競技ダンスのグループとの国際親善ダンス交流会をJDSF 富山県ダンススポーツ連盟が開催しましたが、その時の話です。

私のパソコン色の瞳が一人のロシアの娘さんの瞳をガチッと正面に捕らえた。この相手の瞳を捕らえるってのが、私の武器のようです。

さて、今日もオードリーヘップバーンをもっと小顔にしたようなとてもとてもチャーミングなロシアの娘さんの目線を私は捕らえて離さない。音楽は既に始まっている、ルンバだ。小節の境目が近づいて来た。さあ、スタート。

私は何度か経験している。未体験ゾーンに入ると何故かスローモーションの世界に入るのだ。

今日もそうだった、彼女と目が会った瞬間にそのあまりの美しさにドキッとしていて、スタートの瞬間にスローモーションの世界に入ってしまった。心臓の音と、おまけに音楽までがトンネルの中のこだまのように聞こえてくる。

スタートしてファンへ、私の目は彼女の目をしっかり捕らえていた。世界レベルの彼女の動きは私にも先がはっきり読める。別に読まなくてもいい、彼女は確実にきっちり360度回転して私の方へ戻って来るはずだ・・・。やっぱり来た、私は彼女に進路を空けさえすればいいのだ。ホッケスティックからベーシックへ自動的に彼女は回転するはずだ。

世界学連の10位以内と紹介された彼女の動きは正確かつ華麗だ。計算通り彼女はきっちり360度回転して私の瞳の真中に戻ってきた。再びの彼女の瞳から「このおじさん何物光線」が発射されてくる。この光線に被爆し私の足は緊張し震えだしてきた。

震えてはいるけど大丈夫、彼女は私の震えをしっかりチラッと見た。私は思った、きっと歩幅を小さくしてくれるに違いない(^^; ....私は音楽と目線さえはずさなければよいのだ。

ニューヨークとハンドツーハンドの足型の繰り返し・・・。

スローモーションの世界のおじさん、ちょっと考えた、ちょっとは別の足型をしなくっちゃ(^^; ....

ニューヨーク、アンダアームドターン、スポットターンもどき・・・

スポットターンもどき・・・これを私がやると何かを失敗していつも女性たちを不安の淵に陥れるようだ。リードがしっかりしてないせいか、女性が男子に背中を向けてしまうときがある。どうもそういう足型があるらしいのだが、私は知らない・・・スポットターンをして女子は正対に戻ってくるものだと決め付けている。

彼女はこの未熟なおじさんの下手なリードのせいで私に背中を向けてしまった。さあ、パニックが彼女を襲っている、彼女は回転しつづけるしかない。回転回転、彼女は木の葉のように舞って行く。このおじさんこの先どうするのだろうと思っているに違いない。だって、おじさんからのリードが全然ないんだもん。・・・彼女のできる対策は絶対に音をはずさないこと・・・。音さえはずさなければ右足左足の順番は変わらないからだ。音さえはずさなければパニック脱出の機会は絶対にやってくる。

一方、shoさんの方の対策は全く完璧ではないのだ。shoさんのその場しのぎの対策は音をはずさず女性に付いていくことのみ。私も彼女と同じ事を考えている。「音さえはずさなければパニック脱出の機会は絶対にやってくる」と。

日本男児の名にかけて絶対に音だけは外せない、音に自信のあるおじさんも絶対外せぬとなると流石に緊張する。緊張の上の緊張で心臓はますます音を高めて脈打つ。

流石、世界レベル、先日の日本レベルの彼女もそうだったけどパニック脱出の機会がやってきた。ベーシックへ繋ぎ一安心。

パニックを脱出した時、二人の心は快心の笑みを浮かべる。運命の時緊張スロモーションモードはここで解除された。普通に音楽が聞こえ始め、あとは余裕で踊れるのだ。パニックモードに繋がらない足型を選択すればいいだけなのだ。

曲が鳴り終わって私は彼女から拍手なんか貰って頭なんか掻いて照れている。
「おじさん、リズムだけは正確ね」
国際交流に言葉なんか要らない・・・多分(^^; ....

これまた記憶に残る一曲でありました。


★★  ダンスに音楽を、音楽に愛を ★★
        sho


2006.03.28

5年振りにこのページに手を入れます。読み返すと私の脳裏にはこの日の事が昨日ように蘇り興奮するというか赤面しちゃうというか(^^;

ロシアの彼女の印象は 1、美人だった。 2、手のコンタクトなど、テンションは0.1㎎単位だった。 3、私は緊張でガチガチになった直立移動だったけど、彼女のは不要な力が一切抜けたスッとした直立移動だった。 4、リズム感が私と完璧に一緒だった・・・というか私に合わせてくれたのかも。

> 私のパソコン色の瞳
 私の目は5年前に既にドライアイで充血していた。

> チャーミングな娘さんの目線を私は捕らえて離さない。
 捕らえられたのは私の目だったかもしれない(^^;

> きっちり360度回転して私の方へ戻って来るはずだ・・・。
 180度回転!



ルンバの醍醐味は目が離れる瞬間だよなあと思う。それと私は筋肉の連動なんて信じてない。
否、筋肉の連動はあると思うけど、0.1㎎単位でも充分通じると思う。
日本では10Kg単位で女子から連動の津波が来るから大変。



日本 ロシア
Rumba ルンバ
日露(日本・ロシア)国際親善ダンス交流会



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2001/05/18

ルンバのカウント1は休めか?

「ツースリーフォアワン」
「ツースリーフォーワン」
「ツッ・スリー・フォーー」

いずれも私は気にくわないのです。「ルンバの1の音が無音だから、1は休めだ」という意見からして納得できない。

大体だなあ、音楽ちゅうもんは(4拍子の曲なら)1234・1234と演奏されているの!! 2341・2341とは演奏されてないの!!・・・と私は思っている。
だから、「ルンバもチャチャも1を起点に踊らなくちゃ芸術にならない」と私は主張したい。 所謂、フレージングをもっと大事にして欲しい。

団体レッスンの初級のとりあえず踊れればコースなら、234ー・234ーも止むを得ないかなあと思いますが、中級や上級で、音楽がかかっているにも拘わらず、先生に「234ー・234ー」なんて、カウントを発声されると私は気持ちが悪くて、とてもとても踊れません(^^; 仲間には根性なしと言われているのが辛い(^^;

スタートで女子は右足体重で左足を後に出している。それにふさわしい男子の態勢は「左足体重・右足前」のはず。しかるに、「男子 左足体重・右足後」から、男子、右足を出して、女子それを見てから、体重左足に移す・・・なんてのは、女子を最初から音痴と決め付けているような踊り方だと思いませんか・・・(^^; ....

チャチャで「4と1」からスタートするのも私には調子が悪い。
「ワルツで捨て足するのと一緒だ」と言われるとそれまでなのですが。

ルンバを「1234」とか「1&2&3&4&」とカウントしながら踊れば、音はずしは多分無くなるのではないかと思っています。その前にルンバを聴きながら正しくタクト「指揮棒」が振れるか・・・なんちゃって。

カウントの取り方1つで踊りの世界は月とスッポンほど変わってしまう・・・(^^; ....
もっと、もっと、二人で同じ音楽を感じてから、動き始めたいものだ。

さて、ルンバのカウントが取れるようになったら、カウント1では何をするのかが問題ですが、それについては下記などを参考にして下さい。

「1」の音はステップしないが重心を移動してヒップアクションを起こしたり、身体をストレッチしたりと上体は踊り(動き)続ける。 - Google検索

カウント2の頭で体重を乗せるためにカウント1の終りの部分から足はステップしていきます。 - Google検索



よく学びよく遊べルンバのカウントについて



教え魔的社交ダンス理論
To ○ツー ×トゥー、トゥ、ツゥ
Rumba ルンバ

ルンバのカウント1は休めか?



Last updated: 2018.03.26 First updated: 2001.05.18



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2001/02/21

エアロビクスとジャズダンスを見学

・・・練習の時はハイレグではないのだ(^^;

エアロビクスとは有酸素運動が目的で1時間動きぱなし。

ジャズダンスはストレッチが一時間で、踊りは30分。

生徒にお尻を向けてマイクで号令カウントを発しながら見本を見せ、生徒はそれを真似る。

3カ月コースの団体レッスンなら3か月目には生徒はカウントで踊るという事を直接講師から習うので正しいカウントを身に付ける。

対するに社交ダンスはどうだろう。。。

こういうことを重視する先生は皆無に等しくはないだろうか???

先生が教えないものだから団体レッスンの先輩が極めて怪しいカウントを教えている。

身の毛がよだつ(-_-;)(-_-;)(-_-;)



社交ダンスや競技ダンスでも、シャドーはできなくても、ストレッチぐらいはできるようになりましょう。

社交ダンスではこれも全く軽んじられている



何なの社交ダンスの団体レッスン。。。...



おばさんに社交ダンスが人気なのは自分の責任を相手に転嫁できるからだ。





2001.02.21初稿



shadow シャドー シャドウ ソロ
エアロビクスとジャズダンスを見学



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2001/01/31

ワルツのオープン時のロワーの仕方

ワルツの3のカウントで、クロウズした時とオープンした時に、そのロワーの仕方に違いはあるか?

リバイズドによると、ワルツの3歩目(6歩目や&カウントのある時の4歩目とかを含む)の終わりで原則ロワーです。次の足型の1歩目が前進だろうが後退だろうが3歩目の終わりで原則ロワーです。また、3歩目がクローズであろうが、オープンであろうが、3歩目の終わりは原則ロワーなのです。
(3歩目の終わりでロワーと書いてないのはヘジティションチェンジの6歩目、男子のリバースピボット、男子のウィング、男子のレフトウイスクだけ、多分(^^;)


 先ず原則を覚えて、数少ない例外を調べる。女子の場合、例外は少ないです。ヘジティションチェンジの6歩目だけなんですから・・・

ナチュラルターンやリバースターンのように足をクローズドして終わる足型の場合、3歩目で揃えて3歩目の終わりでロワーと書いてありますが、私はカウント的に言うなら、カウント2の終わりで足が揃って、カウント3の頭で体重足を変え、同じくカウント3の頭からロワーして行きます。ロワーしていくに従い、次の足型の1歩目の足が出て行きます。次の足型の1歩目の足が出て行きますが、体重はなるだけ3の足のボールにあるようにします。
次の1の足が前進だろうが後退だろうが横へ(ライトランジ)だろうが全て同じと考えています。

尚、「第何歩目かという1・2・3とカウントの1・2・3は違うものだ」と考えた方が私にはわかりやすいです。



ナチュラルスピンターンの6歩目、インピタスターン、アウトサイドチェンジ、シャッセフロムPP、シャッセツーライト、ウィーブ等の足を開いて終わる足型の場合やウイスクのように少し交差して終わる足型の場合も私は全く同じように考えています。即ち、カウント2とか&カウントの終わりには足は開いていて、しかもカウント3の頭で即体重が乗り変われるぐらい前バランスで開かれていなければならないと考えています。そしてカウント3の頭からロワーして行きます。ロワーしていくに従い、次の足型の1歩目の足が出て行くとか、体重はなるだけ3の足のボールにあるようにという原則は全く同じです。



リバイズドによると、ワルツの3歩目(6歩目や&カウントのある時の4歩目とかを含む)の終わりのフットワークは原則THです。次の足型の1歩目が前進だろうが後退だろうが3歩目のフットワークは原則THです。また、3歩目がクローズであろうが、オープンであろうが、3歩目の終わりは原則THなのです。
(3歩目の終わりでTHと書いてないのはヘジティションチェンジの6歩目、男子のリバースピボット、男子のウィング、男子のレフトウイスクだけ、多分(^^;)

出だしと同じ話をしてるようですが、フットワークから見たロワーの仕方です。ロワーという言葉をTHと置き換えて書いてみただけなのです。何を下らぬことに拘ってるかって? そりゃ、あなた、ここからこそが大事なお話が2つもあるのですよ(^^;


以下、工事中(^^;
1.オープンした時のTHとロワーのタイミングの問題。
2.次の足型の1歩目が後退の時は単純に3歩目の終わりはTHと覚えておけば良いのですが、次の足型の1歩目が前進の時は、もうちょっと、このTHの意味を考えないといけません。

THのTの間にロワーを完了すべきだ、THのHを着いてからロワーしててはロワーが出来ず、腰が落ちる。



因みに女子1歩目が前進なのにその1歩目のフットワークがTとリバテクに書かれている足型は何でしょう? ヒント、1歩目からサイドリーディングに前進する足型です。リバテクのこの足型の説明の所にもうひとつ大事なことが書いてあります、目から鱗みたいなやつでつです。



兎に角、私は「乗ったら次の足を出す(次の足が出てしまっている)」と言う原則で全て踊りたいものだと考えています。と以前は書いていましたが、誤解されそうなので訂正します。「乗ったら次の足の膝を出す(次の足の膝が出てしまっている)」と言う原則


スピンターンやインピタスターンの女子の足型にはブラッシュがあります。このブラッシュは私の考え方では当然カウント2の間に行われなければなりません。カウント3でブラッシュして足を開いてロワーして行ったのでは遅れて完璧に音はずしになると思います。尚、ブラッシュされて来る右足のヒールをちょっとでも引きずってくるのは良くありません。
  HT  T  TH
       ~~~~
          ↑ここでHをちょっとでも引きずってくるのは良くない、それではフットワークが HTH  T  TH になってしまい、重い、遅い(^^;



ヒールターンは2歩目の足で行われますが、2の足1本でヒールターンをしている間に次の足はどんどん開かれているべきと考えています。両足ヒールターンは私の考えではもっての外ってやつです。

ブラッシュやヒールターンはなんとなく優雅にやりたいと思うのですが、あまり優雅すぎると音に遅れてしまうので、むずかしいところです。

以上、シンプルを求める私の独断です。別の考え方をしている男子が居るのも知っています。女子は相手によって踊り方を替えなくてはいけない。私と踊る時の女子は私と同じ考え方でやって欲しいものだと思っています。(だから、教え魔は無くならない、男子によって考え方が違うから・・・)



First updated: 2001.01.31



教え魔的社交ダンス理論
Heel ヒール 踵 落ちる
Figure ○フィガー ×フィギュア
Step ステップ 足型 足形
Hesitation ○ヘジティション ×ヘジテーション
To ○ツー ×トゥー、トゥ、ツゥ
Whisk ○ウイスク ×フイスク、ホイスク、ウィスク、ホィスク
ヒール・ターン heel turn
リバテク リバイズド・テクニック ボルテク 教科書 教本 教則本 図書 書籍 テキスト
スタンダード モダン ワルツ
lower ロワー ロワ ロアー ロア ロァ ロウアー ロゥア

ワルツのオープン時のロワーの仕方



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2001/01/16

ミニ・タイト・スカートでタンゴが踊れるか

割れ目の無いロングタイトとは踊ったことが無いけど、ミニ・タイト・スカートならスタンダードも踊れます。ミニ・タイト・スカートでもタンゴが踊れたら、普段着でもタンゴが踊れるということで若者にも受けるかもと思います。私が若かった30年前はミニ・タイト・スカートでタンゴでもワルツでも何でも踊っていたのだから・・・。レベルが違うといえばそれまでですが・・・。

タンゴはなんとなくお互いの足の食い込みが深そうだけど、タンゴでは意外と食い込みは要らないと私は感じています。何故なら、タンゴでは捻じれのせいか、最初から両足が最初から前後にずれているから、両足が揃った時でも、そんなに食い込ませる必要がない。それとタンゴにはあまりロアが無い。

タイトで踊りにくいとすればワルツの方が踊りにくいのではないでしょうか。ワルツでは足を揃えるときは両爪先が揃うようにするので、そこからのロアでお互いに膝を前に出すとなると、嫌でも食い込むからです。で、ミニ・タイト・スカートの女(ひと)とワルツを踊る時はロアをあまり強くせず、腰高でひたすらドライブで楽しむようにしてます。ミニ・タイト・スカートでお尻を突き出し突き出し踊るのは景観破壊の公害かも・・・。で、ミニ・タイト・スカートのほうが圧倒的に自分のチェックができると思うのです(^^;

タンゴにも人によっていろいろ好みがあるようで、後ろ足を真っ直ぐ伸ばせとか、椅子に腰掛けるようにとかの意見もあるようですが、私の好みでは後ろ足は伸ばすなだし、椅子に腰掛けるようなのよりは、腰高のタンゴの方が好きです。(by レン・スクリブナー) とか何とかいいながら、ミニ・タイト・スカートがまくれ上がって行くのは所謂一つの快感ってやつかも・・・(^^;



「チークでタンゴが踊れるか」について

男子、女子の腰に手を廻し、女子、男子の首に手を廻し・・・所謂、チークででタンゴが踊れるかについて、論じたい。あはは、別に論じるほどのものじゃないだよね、ただ、こう言うスタイルで女子に踊ってもらえるかどうかが大事なんだよね。・・・私は男冥利につきると思っているのさ。



教え魔的社交ダンス理論
○ スタンダード = × モダン
Tango タンゴ
ミニ・タイト・スカート

「ミニ・タイト・スカートでタンゴが踊れるか」について



Last updated: 200?.??.23 First updated: 2001.01.16



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