「ウォーク」であろうか?
昔、リバイズドテクニックのタンゴのフィガーの説明の一番最初に、「Progressive Side Step」(P・S・S、プログレッシブ・サイド・ステップ)と言うのが書いてあったと記憶している。
何でも一番最初に書いてあるということは一番大事なフィガー(足型)だということだと聞いたことである。
(リバイズドテクニックの後継書と目されるボルテクでは、このフィガーは2番目の座に降ろされているが、やっぱり最も大事なフィガー(足型)なのだろう)
私はこの足型を習ったことがないので、今でもタンゴのことが良く判っていない.
即ち、苦手、下手なのである。
このフィガーのカウントは「QQS」である。
「Progressive Side Step」は踊れなくても、「QQS」がタンゴの基本カウントではなかろうかと言う話をどこかで読んだか聞いたような気がする。
私は偉く気に入った意見だったのだが、残念ながら、この足型を習うこともなく生涯を閉じそうで非常に残念至極である。
「QQS」がタンゴの根幹なら、「ウォーク・ウォーク」なんちゅうのはバリエーションちゅうか、初心者向きでない。
こんなもん、入門者とかノービスに教えるな! と密かに思っていた(^^;
ウォーク・ウォーク SS
リンク QQ
クローズド・プロムナード SQQS
バック・コルテ SQQS
リバース・ターン QQS・QQS
上記ベーシック・フィガー中、基本のカウントに合致するのは最後のリバース・ターンだけである。
競技を中途半端で止め、今、団体レッスンで習っている足型を自分の知っていることを総動員しながら、自分のタンゴを構築中である。
・・・いいんだよ、こういうアマチュアも居て!
これこそ、楽しみちゅうものじゃん。
なんちゅうか、上手下手を度外視すれば、私が違和感無く踊れるのはリバース・ターンだけである。
「QQS」は最初にアクセントがあるから、1歩目が力強く踊れる。即ち、スタッカートらしい(^^;
競技でも習ったのであるが、プロムナード・リンクを団体レッスンでも習っている。
団体はあまり教えて貰えないところで、不満タラタラのこともあるが、知らなきゃ知らないで踊れるし、自分の発想で自由に踊れるし、猿真似よりマシじゃん。
おっと、プロムナード・リンクの話だった。これ、目茶目茶難しい。
競技でも女子とタイミングが合ったことがなかった。
違和感を解消できず女子に合わして後のバリエーションなんか流れぱなし。
これで勝てるわけが無い。
普通はバリエーションの途中からバタバタに壊れていくが、こいつは最初から壊れて行く(^^;
プロムナード・リンクのカウントは「SQQ」で、根幹のカウント「QQS」とは大違い。
今、団体でプロムナード・リンクの最初の1歩目を捨て足と考え、2歩目が始まりと考え、即ち、スタッカートに力強く踊ってみたらどうだろうというのを試している。
1歩目を「S」とゆっくり踊れれば、2歩目、3歩目の「QQ」をスタッカートに、しかも3歩目の終わりで静止できて、次のフォーラウェイ・リバース・アンド・スリップ・ピボットを1歩目から力強く踊りだせる。
フォーラウェイ・リバース・アンド・スリップ・ピボットもQQから始まる。
「QQから始まる」足型にファイブ・ステップというのがある。
たいていの男性愛好者はこの足型を得意にしていると私には見えるのだが、「QQから始まる」というのが自然なのではないかと思う。
タンゴのPPから始まる足型、バリエーションも含め、「S」で始まるものは全て、最初の1歩目は捨て足と考え、以後、試して行こうと思っている。
良い曲と自分の信念があれば良い。間違ってたら、その足型はカット。
Last updated: 200?.??.?? First updated: 2007.11.12
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