良い先生は身体で教えます、教え魔は理屈で教えます。まあ、こう書いておけばハナマルなんでしょうが、例によってブツブツ。 ちょっと、余談ですが・・・
女の人がホールやパーティーで「教えて下さい」と言う時は、その本当の意味は「単に踊って下さい」なのです。決して「本当に教えて下さい」ではないようです。この言葉の使い方の拙さが悲劇を呼ぶのです。(^^;
言われた方は「教えろ」って言うから、教えてしまうのです。女の人は間違ってもホールやパーティーでは「教えて下さい」とは言わないことです。明解に「踊って下さい」と言うべきです。それが、自分のためでもあり、後の世の人の為になります。
教わる気がないのに平気で教えてって言う・・・。教えられる気がない人にいくら教えても駄目なんですよねえ。最近、日本語の難しさに気が付いてきました(^^;
さて、本論。 多分、私に教えられても上手くはならないと思います。もし、仮に、上手くなったとしても、sho流が上手くなるだけで、他の人と踊って、上手になったねと言われる保証は全くありません。sho流は難しくて、極めるには普通の女性なら100年はかかるでしょう。私に教えてくれと言ってきた何人かの人の傾向を言えば次のとおりです。例えばナチュラルスピンターンという言葉を覚えるのに1年かかります。次にそのフットワークを頭で覚えるだけで5年はかかるでしょう。カウントを頭で覚えるのに更に5年・・・。sho流は先ず理屈を覚えないといけないのです。私はこんなもの丸音記すればいいだけだから、一日もあれば充分だと思うのですが、いくらなんでも丸暗記するだけに1年も2年もかかって、それでも覚えれないと言うのは余程の阿保か、さもなくば、女子にはその必要はないとの信念があるからだろうと思います。教えてくれと言った相手が覚えろと言っているのだから、覚えるのが教えられる側のエチケットだと思うのです。覚える気がないなら、さっさとどっかに行ってくれと思います。あああ、教えて本当に損した気分です。
「教えて」っていう言葉は見ず知らず人にむやみに言ってはいけません。教え魔はゴロゴロそこたら中に居ますよ・・・。教え魔の怖いところ、もう一つ追加ですね
「教え魔は決して妥協しない」 教え魔の良いことをひとつ、教え魔はダンスを愛しています。決して、異性を目的にはしていません。私の見える範囲ではそのように見えます。
さて、究極の壁の花脱出作戦ですが、私のようなおっちょこちょいを見つけて、「教えて」って言うことです。あるいは「私に悪いところがあったら遠慮なく指摘してね」って言うことです。しつこくお願いしてみなさい。「じゃあ、ひとつだけ・・・」 アハハ、これが命取り、1つが2つになり、際限なく教え魔が始まります。これでとりあえず完璧に壁の花脱出に成功します。ただ教え魔にも大きく分けて二通りあります。踊りながら教えるタイプと曲の途中でもLOD上でも止まってしまって教え魔するタイプです。できれば前者のタイプの教え魔を選びましょう(^^;
アハハ....
「泣かすのですか? 女性を? あ~コワイ!!
この言葉は何回も聞いて来たような気がします、その度に私は非常に違和感を感じてきました。(^^;(^^;(^^;
確かに遊びで踊ってる分には相手を泣かせるようなことをしてはいけません。が、こと師弟関係に立てば男女は関係ないはずです。教える、教えられるに男女の区別なんかいるものかと思います。「教えて」と言う言葉は泣かされても構わないという意味が入ってると思います。もうちょっと真面目にダンスに取り組んで欲しいと思います。
「女性を泣かして何処が悪い?」と内心思っています。努力が足りない人は男だろうが女だろうが泣かされるべきです。それが修行というものです。弟子は師匠に泣かされるべきです。ちょっと、時代錯誤かなあ、でも、本当に上手くなりたいのならそういう自覚があってもいいし、そういう厳しい師匠の方が良いんじゃないかなあ。まあ、優れた師匠であることが前提ではあるんですが(^^;
それがコワイなら、おべんちゃら言いながら教えてくれる人のところへ行くべきです。てっとり早く言えば「お教室」へ行けば良いのです。でも、「お教室」には行って欲しくないなあ、やっぱり、「お」のつかない「教室」へ行って欲しいなあ。
単なる遊びなら俺とは踊るなと叫びたい・・・が、叫ばない。私も単なる遊びで踊ってることが多いからです。
ホールやパーティーは所詮遊びの場に過ぎないのです・・・、残念ながらそうなんです、遊びの場で教え魔するなんて本当に無駄なことなのです。でも、教えてしまうんですよねえ・・・。それで最近は団体レッスンに凝っています。何せ、団体レッスンでは私語は禁止ですから「教えられない」という環境が良いからです。
一歩で1/2回転をやってみせます。 で、やってもらいます、たいていの人は多分出来ません。 で、もう一回、一歩で1/2回転をやってみせます。で、やってもらいます、たいていの人は多分出来ません。で、もう一回、一歩で1/2回転をやってみせます。これを2時間繰り返します。(^^; でも、彼女はできません。私は出来ます。そこで、たいてい泣かれます。
これって、私が泣かせたことになるんですよね(^^; そんなこと教えてないで踊ってあげればって言われるんですが、私はその説はとりません。Microsoft流に言えば、これが
shoの仕様なのです。(^^; Microsoftのこういう毅然としたスタイルは私は好きです(^^;
でも、これができるのと出来ないのとでは、ジルバでもナチュラルスピンターンでも踊り方が全然違うから、私はできるようになって欲しかったのです。例え泣かれようと、それが教えろと頼まれた方の責務だと思って2時間も教えたのです。別に2時間で出来なくてもいいのです。これも私が1ケ月もかかって開発した自己流ですから・・・。でも、泣くこたあないだろうって思うのです。泣いてる暇があるんなら、自分で研究しろと言いたいのです。
できるかどうかはあくまでも本人のやる気次第だと思います。自分で考えて試行錯誤すべきです。教えられるだけで上手くなるものもありますが、自分で試行錯誤努力しないと覚えれないものもあると思います。
フロアは高校球児のグランドとか柔道の道場などのように神聖なものなのです。私に習う人にはこういう自覚を持ってもらいたいものだと思っています。
First updated: 2000.08.04
Party ○パーティ ×パーテー、パーテイ ?パーティー ダンスパーティ ダンパ
dance hall ダンスホール ホール
「教えて下さい」とは言わないように
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